銀行の教育ローンと奨学金ってどう違うの?

「大学に行きたい」

このように子どもから相談されたら、まず心配になるのが「資金」ですよね。

もちろん、子どもが大学で勉強したいという気持ちもうれしいのですが、入学金や授業料のことを考えると複雑な気持ちになってしまいます。

子どもが進学することを想定して学資保険に入ったり、コツコツと積み立てをしていたとしても、あれやこれや何かとお金がかかってしまうというのが現状です。

そんな「ちょっと足りない」や「全然足りない」というときに利用できるローンが「教育ローン」です。

教育ローンってどんなもの

基本的には高校や大学の入学金・授業料の資金として利用できるローンのことを指します。

銀行で利用できる自動車ローンやカードローン、フリーローンと比べて金利は低めに設定されていることがほとんどです。

銀行によっては教育ローン単体の商品がなく、フリーローンに包括されているというところもありますので注意してください。

変わったところでは、先ほど挙げた用途だけでなく学習塾の授業料や予備校、専門学校以外に、通学のためにひとり暮らしを始めるときにかかるアパート代にも利用できると多岐に渡って利用できるものもあります。

奨学金と違う点ってなに?

教育ローンの話をすると、必ず出てくるのが「奨学金」です。

では、この奨学金と教育ローンの違いはどんな点なのかについて見ていきたいと思います。

圧倒的に違う点は「金利」

この記事を書いている時点での奨学金の金利は「利率固定方式」「利率見直し方式」ともに0.1%というかなり低金利に設定されています。

一方、銀行の教育ローンは2.5%~5.0%程度の金利設定になっています。

奨学金の方は貸与が終了した時点で金利が適用され、その適用金利は毎月変動していますので、これから借りるというのであれば現在の金利は目安程度になってしまうのですが、それにしてもかなり金利が低いです。

それに、奨学金の金利は上限が決められていて、市場の金利がどれだけ高くなっても3%以上は上がらないという仕組みになっています。

「融資実行の時期」が全然違う

まず、奨学金は高校在学中に申込みをしなければいけません。

その後、諸々の手続きを経て第1回目の振込があるのが5月以降になります。つまり、初年度の入学金や授業料の支払いには間に合わないということです。

しかも、毎月定額で振り込みをされるので、まとまった支払い等には向いていません。

銀行の教育ローンは、申込みをしてから3日~2週間くらいで融資が実行されるところが多く、しかも一括で借入れができるので直前になって費用が足りなくなったといった場合にも比較的融通か効くようになっています。

返済が始まるタイミングが違う

銀行の教育ローンでは借入れ(融資実行)した翌日から利息が発生し、次の月には返済が開始されます。

返済期間も5年~15年と銀行によりバラつきがあり、選択する商品によっては毎月の返済額や総返済額がかなり変わるという側面を持っています。

奨学金の方はというと、返済が始まるのは学校を卒業してからです。また、在学中は利息が発生しません。

返済期間はというと、少し特殊な形になっているので例を挙げて説明したいと思います。

例えば在学中(4年間)で130万円の貸与を受けたとします。その貸与額を割賦金の基礎額で割ります。

130万円(貸与総額) ÷ 10万円(割賦金の基礎額) = 13

この計算で出た「13」という数字が返済期間になるというわけです。13年ということなので、156回の返済になるわけですね。

まとめ

銀行の教育ローンについて奨学金と比較しながら説明してきましたが、結論から言うと教育ローンと奨学金それぞれにメリット・デメリットがあるので、うまく両方を使い分けながら利用するという形がいいのではないかと思われます。

基本的には教育ローンや保険で準備したものをもとに、足りない部分を奨学金で補うという形にしておけば、お子さんが返済する奨学金の負担も少なくて済むでしょう。

このあたりは色々な考え方があるので、あくまでも一例として受け取って参考にしてもらえれば幸いです。

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